PUBLIC BOOKMARK 公開資料を読む、小さな入口。

地図の小窓は、本図と同じ縮尺とは限らない

会議録を読むことをイメージしたノートと吹き出し
AI生成の装飾イラスト。実際の資料や統計図ではありません。

地図の端に、島や中心街を示す小さな枠があります。本図の一部を補う図でも、同じ縮尺で描かれているとは限りません。小窓の中の一センチを、そのまま本図と同じ距離として読むのは避けましょう。

枠の中に別の凡例があれば、それも小窓の読み方として扱います。本図で青が水域を表していても、別の主題図で同じ色が同じ意味を持つとは限りません。

小窓が何を示すかを見る

全体の中での位置を示す図なのか、細部を大きくした図なのかを確認します。枠の見出し、縮尺表示、方位、注記を探します。本図から離れた場所を便宜的に配置している場合、紙面上の隣接が実際の近さを意味しないこともあります。

距離を読む前に対応を取る

縮尺の棒がある場合、その棒がどの図に属するのか確かめます。画面を拡大しても図と棒が一緒に変わるなら比率は保たれますが、別々の画像を貼り合わせた資料では、同じ扱いができるとは限りません。説明が不足しているときは、別の地図で確認します。

読書メモには「小窓で位置を確認」「本図で範囲を確認」のように、用途を分けて残します。縮尺が示されない模式図から正確な距離を測ろうとしないことも大切です。見やすい配置と地理的な位置関係を区別すると、資料の地図を説明の道具として正確に使いやすくなります。