窓口への来訪が前週より減ったという表を見たとき、利用への関心が下がったとすぐ結論にしていませんか。二つの週で営業日数や開いていた曜日が違うなら、合計だけでは説明しきれない部分があります。
架空の例では、前の週は五日間で百人、次の週は四日間で八十八人が来たとします。合計は十二人減っています。一方、一営業日当たりでは二十人から二十二人に増えています。どちらも同じデータから得られる、異なる問いへの答えです。
一日当たりへ直せばすべて解決するわけでもありません。曜日によって利用が違う施設で、特に混む曜日が休みだった場合、営業日数だけをそろえても条件の違いが残ります。
まず日別の表があるか確認し、休業日、短縮営業、臨時の催しなど、公開されている条件を記録します。資料にない事情は推測で埋めず、確認できなかった点として残します。
比較の目的も書きます。職員の対応した総数を知りたいなら週合計が重要です。一日ごとの負荷を考えたいなら、平均に加えて特定の日へ集中していないかを見る必要があります。
結論は「利用が減った」だけで終えず、合計が減ったことと、営業日当たりの値がどう変わったかを分けて伝えます。分母を変えた指標を添えるときは、元の合計を消さない方が、読み手は二つの見方の違いを確かめられます。
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