木村花さん母からの誹謗中傷対策要望を受けて(大阪18区、岸和田、和泉、泉大津、高石、忠岡)
4月30日、インターネット上での匿名による誹謗中傷を受けて他界された女子プロレスラーの木村花さんのお母様と、プロレス仲間であったスペルデルフィン和泉市議会議員が「インターネット上の誹謗中傷・人権侵害等に関する要望」に私の国会事務所にいらっしゃいました。
テレビ番組出演時の行動を契機に、木村花さんがインターネットでの誹謗中傷を受け、昨年5月に自死されたことは、まだ皆様の記憶に新しいことと拝察致します。
お母様の響子さんは、花さんの無念を語ると共に、1 加害者の悪質とも言える書き込み(例えば、「いなくなれ」「死んでほしい」等)が既存の犯罪構成に該当しないので誹謗中傷の定義を見直してほしい、2 誹謗中傷は、侮辱罪(拘留又は過料に処する)という軽犯罪法扱いであり、現在の法律では抑止力が全くないので、懲役又は罰金を科す厳罰化を前提とした法整備をして欲しい、3 SNS業者に対する誹謗中傷への対策強化のための法制度を創設して欲しい、4 他界した人の名誉と心情の保護を権利行使できるようお願いしたい、等を要望されました。
先日の4月21日に国会は、インターネット上で誹謗中傷の投稿をした人を特定しやすくするための法律、「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律の一部を改正する法律(所謂、改正プロバイダー責任制限法)」を全会一致で可決成立しました。この法案成立によって、今まで1年ほどかかっていたSNS投稿者情報の開示手続き期間が半年程度に短縮されることとなり、やっと問題解決に向けて一歩進み出しましたが、まだまだ解決すべき点はあります。
仲間の議員とも連携協力して、引き続き同問題にしっかり取り組んでいく所存です。
尚、私の要望の動画を、ユーチューブにアップしました。「のぼるチャンネル」一度ご覧頂けると幸いです。
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