大阪に国立高専を設置しよう!




NHKで放映される予算委員会については皆さんご存知のことと思います。予算委員会は通常の質疑を行うほかに、地方に出向き有識者などから意見を聴取する地方公聴会や東京で行う中央公聴会、そして、各専門分野に特化した質問を行う分科会に分類され、それぞれ必要に応じて開催されます。
2月25日には分科会が開催されました。分科会は各省庁が所管する内容を八つのグループに分けて開催され、私は文部科学行政に関する第四分科会で質問を行いました。質問の要旨は、工業高校と高等専門学校(高専)について、人財育成ならびに中小企業振興の観点から行いました。
団塊世代が定年を迎え、多くの優秀な技術者が不足する中、企業から人気の高いのが高専卒業生です。大阪府内には、府立高専が1校あるだけで国立高専はありません。他に国立高専がないのは埼玉など5県で、41都道府県には設置されており大変不満に思っております。
そこで、国立高専を設置すべく現在の大阪府内にある工業高校の跡地を利用したり、工科高校を高専に格上げしてスキルアップを図る、更に不足する教員問題は団塊世代を登用するなど、経費を掛けずに大きな成果を上げられるような柔軟な取り組みをしてはどうかという質問を行いました。
それに対し馳浩文部科学大臣から、私の考えに賛同した上で大阪府と前向きに協議し実現していきたいという答弁をいただきました。今後は、国立高専設置に向けて積極的に取り組み、中小企業の街“おおさか”ならびに“泉州”復活を果たしてまいりたいと思います。
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