待望の新調だんじり走るー我孫子ー
泉大津市我孫子の新調だんじりが完成、9月13日にお披露目曳行と祝賀会が盛大に行われました。神谷昇もお招きにあずかり、一緒にお祝いさせていただきました。
大屋根の幅2・43メートル、長さ2・88メートル、高さ3・78メートルは間近に見るとさすがに圧倒されます。目を転じて、正面土呂幕(どろまく)は和田合戦・朝比奈三郎義秀、見送りは一の谷合戦。実は、彫り物は「賢申堂」を名乗る河合申仁さんの独立後初仕事で、いわゆる出世だんじりとなります。子どもたちにだんじり彫刻を知ってもらおうと、我孫子公民館で「我孫子地車新調彫刻実演会」を開催するなど、だんじりを曳き手とともに制作する意気込みが感じられました。
先代のだんじりは岸和田市八田町が昭和7年に新調したものを昭和23年に我孫子町が購入したそうで、67年も親しんできただんじりです。新調だんじりに先代だんじりの思い出を重ね合わせ、我孫子自治会の神谷善光会長、我孫子地車新調委員会の中森安彦委員長ら関係者は感慨深げでした。
お披露目曳行では、穴師神社にだんじりと曳き手が参拝し、入魂式と安全曳行の祈願が行われました。祝賀会は泉大津市立穴師小学校で。2010年12月、奈良県で行われた原木祭から5年弱。昨年10月の昇魂祭とお別れ曳行以後、だんじり小屋も新調されました。我孫子のみなさんの思いを乗せただんじりはまもなく祭礼デビュー。
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